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ベンチャー・キャピタルからの支援を受ける

ベンチャー・キャピタルからの支援を受けることに成功して、研究開発資金の不安がなくなると、オフィスや研究室を借りて本格的な研究がスタートし、試作品の製造が開始されます。この段階に入ると、会社の中核となる優秀な技術者の採用、会社設立の準備、一般社員の雇用などが必要となります。起業家の多くは技術者なので会社運営の知識がなく、経営専門家や法律事務所の援助を受けなければなりません。自社の技術を守るためには、特許出願も必要になり、この面での専門家の援助も必要です。優秀な技術者の採用については、苛烈な引き抜き合戦が行われますから、ストック・オプションによって仕事へのインセンティブを与える手法が広く使われます。上場する市場としてはNASDAが大きな役割を果たしています。ひとたび上場されると、一般投資家が株を購入し株価が上がり、あわよくば一攫千金の夢、アメリカン・ドリームが実現するというわけです。この一例としては、ネットスケープ・ナビゲータや、検索ソフトであるヤフーの創立者が、株式公開で一躍、巨万の富を得たことが有名です。

インターネットが特別に注目されるのはどうして

コンピュータをつないだものなら、これまでにもパソコン通信があったのに、インターネットが特別に注目されるのはどうしてだろうか、という疑問があるかもしれません。インターネットはきわめて大規模なパソコン通信ではないのか、といった疑問です。パソコン通信とインターネットは、さまざまな点で異なっているのですが、ここでは根本的な違いについてだけ説明しておくことにします。インターネットでコンピュータを接続するときに、いちばん重要視される概念は、つながっているコンピュータが、個々に直接コミュニケーションできる基盤でなければならないというものです。この点が、パソコン通信とは完全に違っています。個々のコンピュータが直接話す関係にあるインターネットに対して、パソコン通信は中心にある一つのコンピュータに、たくさんのコンピュータが接続していくというものなのです。

ASPサービスとして提供されているWebサービス

ASPサービスとして提供されているWebサービスを利用したり、自社システムをWebサービス化して提供することにより、それらの要求に柔軟かつ迅速に対応することができます。実際、パートナー間のデータ交換の方法を、2、3ヶ月でWebサービスによる自動連携に切り替え、サービスを向上させた事例が数多くあります。Webサービスなら、連携先であるパートナーが増えたり変わったりしてもシステムを変更する必要はありません。このように、SOAの考え方とWebサービスという技術によって、企業合併やビジネスパートナーの増加や変更など、予測のつかないビジネス変化にも俊敏に対応できるようになります。Webサービスは、5年後、10年後を見据えた柔軟なITの構築に不可欠な技術なのです。


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